片麻痺 奮闘記 第96日目 ୨୧ *。
はぷにんぐ!
今日行った喫茶店。
きれいなところだから、トイレのことは何も心配しないで行った。
わたしは麻痺があって和式はできない。
が、しかし。
和式だった。
それを確認して、立ち去ろうとしたときに
マスター
「 うちに行けば洋式があるから、おいで 」
ママ
「 !! 家の方は汚いからだめだって〜汗 」
やっぱりか。
なんか拒絶されたみたいだった。
帰りまーす。と車に乗って駐車場を出た。
と、そのときに
ママが急いで走ってきて
「 っっ今急いで掃除してきた!! ウォッシュレットないけどいい?」
息が荒い感じ。
そんなの全然大丈夫!!
さっきは嫌そうな印象のママだったけど、違った。
「 トイレに行く前に、段差があるけど大丈夫かなぁ 」
見てみると
予想以上に、いや、めっちゃ高い!!
こんな感じ。
( ちょっと画像大きすぎたかな笑 )
うおおっつ
高い高い。
どうしようか。
「 肩、かそうか? それとも自分でやったほうがいいかな?汗」
ママ心配そう。
二人でうろたえていると。。。
足をまず上げた。
こんな感じ。( 黒は、靴。 )
それからどうしようかどうしようか考えた。
PTに習った手法だ!!
左手は壁に、手をおいた。
そして、麻痺側の足を立てた。( 青色は、装具。 )
( グラグラで怖かった(´・ω・`)泣 )
左足( 元気な足 )を、
麻痺側と揃えるように( 前に引くような感じに )
立っていく。
ふぅ。
ママの手を借りてようやく立てた。
ありがとう、ママ。
トイレ終了。
今度は、立っている状態から、どうやって腰を下ろす?
捕まろうにも、捕まるところがない。
どうしようと二人で焦っていると
「 この束に包んである、新聞紙を椅子にしたらどうかしら。 」
ナイスアイデア!
新聞紙に座り、床との距離も近くなった所で
新聞紙から、床へ徐々に座る。
後は、高い段から足をおろして、靴を履く。
ふたりとも、達成感。
「 生まれたときからそうなの? 」
ママが純粋に聞いてきた。
私「 3年前からです。 」
ママ「 交通事故にあったの? 」
私「 脳の方をやられまして、麻痺が出てしまいました。」
交通事故にあったとか、脳出血の後遺症でなったのかはグレーな感じで。
ママ「 でも心を立て直すのに、だいぶ時間がかかった? 」
私がニコニコしていると
ママ「 心立て直すのは大変だったよね。すごいね!よく頑張った 」
ママはうるうるだった。
良き出会いだった。
ママ「 わたしも本当にいい経験させてもらったよ 」
最後に
「 これに懲りず、また来てね!! どこかでトイレは済ませてから笑 」
ママ、ありがとう(´・ω・`)♡